猫の行動・習性

【猫が段ボールを好きな理由】6匹と暮らしてわかった本音とは? 猫はどうしてこんなにも段ボールが好きなのでしょうか。

猫が段ボールに入る理由 ヒマラヤン6匹の実例 猫の行動・習性

【猫が段ボールを好きな理由】なぜこんなにも箱に吸い込まれるの?

アマゾンの段ボールに入っているヒマラヤンのヒナと、猫コンテナに入っているヒマラヤンのハナちゃん

新しい箱を置いた瞬間、スッと吸い込まれるように中へ入っていく。
そして気づけば、家の中の“空き箱”はすべて猫に占領されている……。

私はヒマラヤンを中心に6匹の猫と35年以上暮らしていますが、段ボールほど猫が即反応するアイテムはありません。

わが家ではAmazonの箱を置くと、最初に入るのはだいたいワカちゃん。
箱の縁を確認し、においをじっくり嗅いで、満足したように座り込みます。

それを見て他の子たちも集まってきて、あっという間に“段ボール会議”が始まります。

いったい段ボールの何がそんなに魅力なのでしょう?
この記事では、猫が段ボールを好きな理由を心理・習性・実体験の3つの視点からわかりやすくまとめます。

※「安心感」は、猫が人を選ぶときにも深く関係していると感じています。
パパ派?ママ派?(6匹で比較)


猫が段ボールに入る5つの理由

🐾 理由①:狭い空間で安心できる(防衛本能)

猫が段ボールを好む理由のひとつに、「狭い空間にいると安心できる」という本能があります。
猫は本来、体を隠せる場所を選んで休む動物。段ボールは四方が囲まれていて、“自分だけの基地”のような安心感を与えてくれます。

わが家でもワカちゃんは箱を見つけるとすぐ中へ。体を丸めて、まるで瞑想しているかのように静かに落ち着きます。
アイちゃんは囲われた空間が好きなタイプで、箱の中から外をこっそり観察している姿がよく見られます。

私のアイコン:(猫:ヒマラヤン)を膝に乗せている女性

猫にとって“狭さ”は不便ではなく、安心とリラックスにつながる大切な要素なのです。


🐾 理由②:箱の温度がちょうどいい(保温・風よけ)

猫コンテナに入って寝ているヒマラヤンのハナちゃんと段ボールに入って寝ているヒマラヤンのワカちゃん

段ボールは空気の層があり、ほどよく体温を保ちやすい素材。
そのため中に入ると“ちょうどいい暖かさ”を感じやすく、冬に人気が出やすいのも納得です。

わが家では冬になると福麻呂が特に段ボール好きに。短毛の子は、箱の保温感が合うのかもしれません。
ワカちゃんは「それ入れるの?」というほどのキツキツ箱を選ぶこともあります(笑)

また、箱をエアコンの風が直接当たらない場所に置くと、夏でもそこに集まることがあります。
“風よけ”として落ち着くのかもしれません。

私のアイコン:(猫:ヒマラヤン)を膝に乗せている女性

段ボールが快適に感じやすいのは、季節を問わず“ほどよい空気感”が作れるところだと感じます。


🐾 理由③:匂い・質感・音が好奇心を刺激する

猫が段ボールに惹かれる理由のひとつは、新しい匂いカサカサした質感が刺激になるから。
段ボールを開けると、わが家の6匹が大集合することもよくあります。

特に福麻呂は、新しい箱を置いた瞬間に一目散。箱の周りをぐるぐる歩いて匂いチェックをしている姿は、まるで小さな探偵のようです。

  • 知らない匂い
  • 面白い質感
  • 反応したくなる音

段ボールは、この“好奇心の三拍子”がそろったアイテムなのだと思います。


🐾 理由④:自分の縄張りにしやすい(匂い付け・所有感)

みかん箱に入って、舌を出しているヒマラヤンのハナちゃん。

段ボールは囲われた空間なので、猫はフチにスリスリして匂いをつけたり、噛んだり爪を立てたりして「ここは自分の場所」と感じやすいです。

わが家でも、箱の入れ替え直後は“所有権争い”が起きがち(笑)
アイちゃんが先に入って匂い付け → ワカちゃんが出待ち → 交代した瞬間に今度はワカちゃんが動かない、なんてこともあります。

多頭飼いほど、箱ひとつでドラマが生まれるのも納得です。


🐾 理由⑤:飼い主のそばにいられる(家族の気配が安心)

見落とされがちですが、本質的だと感じるのが「飼い主のそばにいたい」という気持ち。
段ボールは軽くて移動しやすいので、飼い主がいる場所=猫の安心ポイントになりやすいのだと思います。

わが家は夫婦ともリビングで過ごす時間が長いので、リビングの段ボールは猫たちにとって「家族の気配を近くに感じられる特等席」になっているようです。

猫のアイコン

まるで「ここならお母さんのそばにいられる」って言っているみたい。

段ボールは“避難所”であり、同時に家族のそばにいられるための場所なのかもしれません。


【比較表】6匹の“段ボールの入り方”

名前 性格 段ボールの入り方 行動の理由・特徴
ヒナ 甘えん坊/独占欲強め 半分だけ入って寝る/入口側に座る 囲われつつも、飼い主や外の様子を確認したいタイプ
ハナ 慎重/観察型 匂いを嗅ぎ続けてから入る 安全確認を最優先。新しい匂いのチェックが長い
福麻呂 好奇心旺盛/活発 開封直後に即入る/外も中も探索 匂い・音・触感への反応が強い“探偵タイプ”
ワカ ボス気質/縄張り意識強め 長時間出てこない/噛む・リフォームする 箱の所有権を主張。自分仕様にしたい
アイ 甘えん坊/控えめ 端にスリスリして匂い付け/すぐ入る まず匂いをつけて“確保”したいタイプ
メイ 穏やか/慎重 入らないことが多い 新しいものに警戒。様子を見てから判断する

📌 段ボール遊びで注意したい5つのポイント

段ボールの中でくつろぐヒマラヤンのワカちゃん

段ボールは猫にとって楽しい遊び場ですが、使い方によっては誤飲・ケガ・衛生面で注意が必要です。
ここでは、6匹と暮らす中で私が意識しているポイントをまとめます。

  • 誤食(紙くず・破片):噛み癖がある子は、遊んだ後に破片を掃除。ホチキス痕が残っていないかも確認。
  • 粘着テープ:テープは切り取ってから渡す(毛に付く/舐める/パニックの原因になりやすい)。
  • 海外から届いた箱:汚れや薬剤の付着が気になる場合は、猫が触る前に処分するのが安心。
  • 濡れた箱・湿った箱:カビやニオイの原因になりやすいので、濡れたら交換。
  • 多頭飼いの争い対策:箱は1個ではなく複数置く(取り合いストレスが減りやすい)。

まとめ:段ボールは“猫の安心と愛情”がつまった場所

猫が段ボールを好きなのは、ただの“遊び”だけではなく、
安心できる/ちょうどいい空気感/好奇心が満たされる/縄張りにできる/家族のそばにいられる…そんな理由が重なっているからだと感じます。

猫のアイコン

大好きな飼い主のそばにいたい!

6匹を見ていると、段ボールの入り方ひとつから性格の違いがはっきり出て、「猫って本当に奥深いな……」と感じる瞬間がたくさんあります。
段ボールを安全に活用して、愛猫との暮らしをもっと楽しいものにしていきましょう。

猫歴35年/ヒマラヤン6匹と暮らす占い師
実体験をもとに、猫との暮らしに役立つ情報を発信しています。

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