今、私が直面している問題は「猫のエリザベスカラー」です
猫と暮らしていると、ある日突然「どうしてこんなことに…」と戸惑う出来事が起きます。
今、私が直面している問題は 猫のエリザベスカラー です。
去勢・避妊手術や外科処置のあと、傷を舐めないようにつけるのがエリザベスカラー。
去勢手術後にエリザベスカラーをつけたワカちゃんは、あからさまにイヤな顔をしていました。

そして今、この「カラー問題」に直面しているのが、我が家のヒマラヤン ハナちゃん。
ハナちゃんが 舐め壊し の状態になってしまい、長期的にカラーが必要になりました。
できるだけストレスを減らしながら、少しでも快適に過ごしてほしい。
そんな思いで試行錯誤した末、我が家は 手作りのエリザベスカラー にたどり着きました。
※この記事は我が家の体験談です。症状が強い場合は、必ずかかりつけの獣医師さんに相談してくださいね。
ちなみに、猫の行動には「理由」があることが多く、
▶ 猫が段ボールを好きな理由(心理・習性・実体験)
でも、わが家の6匹の反応をまとめています。
ハナちゃんが「舐め壊し」の状態になりました
最初に異変に気づいたのは数年前。ハナちゃんが同じ場所を何度も舐めている姿を見たときでした。
神経質で、力強く舐めている様子に違和感がありました。
最初の舐め壊しは前足から始まりました。
毛が薄くなり、赤みが出てきて、「あれ?」と思った頃には明らかに皮膚の状態が悪化。
毛は抜け、地肌が赤くなり、見ているこちらも胸が苦しくなりました。
「痛くないかな」「かゆいのかな」と心配ばかりが増えていきました。
その後、後ろ足へと舐め壊しの場所が変わっていきました。
「舐め壊し」とはどういう状態なのか

猫が皮膚を傷つけるほど舐めてしまう原因は、大きく分けて「身体の病気」と「心のストレス」があると言われています。
原因は大きく 身体(かゆみ・痛み) と 精神(ストレス) に分かれると言われています。
- 身体的な要因:皮膚炎、アレルギー、寄生虫、細菌・真菌、関節痛など
- 精神的な要因:環境の変化、退屈、外の刺激、多頭飼いの緊張など
そして厄介なのが、舐める → 悪化する → さらに舐める の悪循環になりやすいことです。
ハナちゃんの原因は、正直よく分かりません
かかりつけの獣医師さんに診てもらいましたが、ノミやダニ、明確なアレルギーなどは見つからず、原因ははっきりしませんでした。
「これが原因です」と言い切れないからこそ、余計に悩みました。

しばらくの間、エリザベスカラーが必要に
舐め続けてしまう以上、まずは物理的に舐められないようにする必要があり、エリザベスカラーを使うことになりました。
頭では「治るまでの我慢」と分かっていても、実際につけた姿を見るのは正直つらかったです。
エリザベスカラーは、やはりストレスになる
市販のエリザベスカラーを付けたハナちゃんは、明らかに動きづらそうでした。
- 壁や家具にぶつかる
- 思うように寝られない
- ごはんや水を飲みにくそう
何より、表情が沈んで見えたのが一番つらかったです。
「治すためとはいえ、これでいいのかな?」
そんな気持ちが日に日に強くなっていきました。
猫って“安心できる場所”があるだけで落ち着くことも多いんですよね。
▶ 猫が乗るのが好きな場所ランキング(新聞・PC・布団)
でも、安心ポイントの特徴をまとめています。
最初はエリザベスカラーから術後服へ
エリザベスカラーを付けることになったハナちゃんですが、堅いプラスチックのエリザベスカラーはどうしても馴染めませんでした。

寝る時もご飯の時もトイレでもエリザベスカラーを装着していると、不自由で大変そうでした。
どうにかストレスを減らせないかと思い、柔らかいタイプのカラーを試したり、サイズを変えてみたりもしましたが、結局、術後服を選びました。

エリザベスカラーと違い術後服はとても快適そうでしたが…
- 良かった:柔らかい・ぶつからない・動きやすい
- 限界:出ている部位を舐める/体液が染みる/洗ってもニオイが残る
「術後服だけでは100%防げなかった」が結論でした。
いろいろ試したけど、ハナちゃんには合いませんでした(実体験)
どうにかストレスを減らせないかと思い、柔らかいタイプのカラーを試したり、サイズを変えてみたりもしました。
気づけば我が家にはエリザベスカラーが勢ぞろい(苦笑)
それでも、ハナちゃんにとっては「楽そう」とは言えませんでした。
動きづらそうだったり、ぶつかってしまったり、落ち着いて眠れなかったり…。
見ている私のほうが心が苦しくなってしまい、「別の方法がないかな」と考えるようになりました。
200円・10分で作れた!フェルトの手作りエリザベスカラー
いろいろ試した結果、「手作り」を選びました
そこで思い切って、手作りのエリザベスカラーを作ってみることにしました。
完璧なものではありませんが、私が意識したのはこの3つです。
✅ 手作りで大事にしたこと
- 軽い
- 柔らかい
- 首まわりへの負担が少ない
材料(100均でそろいます)
- フェルト
- マジックテープ(面ファスナー/ファスナーテープ)
家になければ100円ショップで揃うので、合計200円で作れます。
作り方(10分でOK)
- 家にあるエリザベスカラーを用意する
- フェルトに置いて、型をとる(下書き)
- ハサミで切る
- マジックテープを貼る(できれば縫いつける)
※私は最初、型取りはマジックで直接書いて、あとは切るだけにしました。

サイズの決め方(ここだけは重要)
基本は、今あるエリザベスカラーの寸法で作ればOKです。
ただし、マジックテープを付ける位置は猫の首まわりに合わせて調整してください。
※首まわりは 指が2本入るくらい を目安に、きつすぎないように調整してください。
※舐め壊しが後ろ足の場合は、短いカラーだと届いてしまうことがあります。
私はあご先からカラーの先端までが少し長めになるように作り、先端を少し広めにすると届きにくくなりました。
装着後は、猫が体を丸めたときに後ろ足に口が届かないかを1〜2分だけ観察して、届くようなら先端を少し長くするのが安心です。
実際のつけ心地(使ってみた感想)
ちゃんと「舐め壊しを防ぐ」役割を果たしつつ、フェルト素材なので硬さがなく、ハナちゃんの様子はかなり良好でした。
(プラスチックのカチカチ感がないだけで、表情が全然違います…!)
実際、ハナちゃんは後ろ足の患部まで口が届かず、舐め壊しの悪化を止めることができました。
しかも柔らかいので、壁や床に当たったときの衝撃が少なく、表情が前より落ち着いたように感じています。
失敗したこと(ここは先に知っておくと安心)
・マジックテープは「幅広」と「細め」の2種類で作りました。
幅が広いマジックテープを片方に、狭い方をもう片方に付けました。幅が違うマジックテープにすることで、首まわりの微調整がしやすくなります。
・使っているうちに、マジックテープが取れてきます。
「貼っただけ」だと剥がれやすいので、できれば 縫いつけるのがおすすめです。
注意点(使い続けるなら)
フェルト素材なので、使っているうちに毛羽だってくることがあります。
私は、色違いで何枚か作ってローテーションできるようにしたいと思っています。

※猫によっては合わない場合もあります。装着後は首まわりの擦れ・赤みがないかを確認し、少しでも異変があれば獣医師さんに相談してください。
手作りカラーに変えてから。ハナちゃんの様子
手作りカラーにして10日目、装着中はほぼ舐めなくなりました。ただ、外すとまた舐めてしまうので、まだ継続が必要です。
完全にストレスがゼロになったわけではありませんが、つけ替えた当日〜数日で変化を感じました。
たとえば、
- 動きが自然になった(家具にぶつかりにくい)
- 寝る姿勢が楽そう(横向きで眠れる時間が増えた)
- 以前より表情が穏やかに見える
など、日常の小さな場面で「ラクになってきたかも」と思えることが増えました。
もちろん、舐め壊しの治療はまだ続いています。それでも今回のことで、“正解のエリザベスカラー”は1つではなく、その子に合う形を探すことが大切だと改めて感じています。
※ただ、フェルトは毛羽立ちやすいので、毎日サッと状態を確認して、傷んできたら交換するようにしています。
同じように悩んでいる方の「うちの子にも合う方法があるかも」と思えるきっかけになれば嬉しいです。
🐾 よくある質問(手作りエリザベスカラーQ&A)
Q1. フェルトの手作りカラー、洗えますか?
洗えます。ただ、フェルトは水で 毛羽立ちや型崩れ が起きやすいので、私は
汚れたら「軽く手洗い→タオルで水気→陰干し」 にしています。
洗っても気になる場合は、予備を1〜2枚作って交換するのが一番ラクでした。
Q2. どれくらいで毛羽立ちますか?交換の目安は?
猫の性格(こすりつける・噛む)によりますが、目安は
- 毛羽立ちが増えてきた
- 角がよれて患部に届きそう
- マジックテープが弱ってきた
このどれかが出たら交換がおすすめです。
私は「色違いで複数作る作戦」がいちばんストレスが減りました。
Q3. 嫌がるとき、慣らし方のコツは?
いきなり長時間つけるより、
①5分 → ②10分 → ③ごはんの時間だけ → ④寝る前だけ
みたいに段階を作ると成功しやすいです。
つけた直後に おやつ・なでなで・遊び をセットにすると、「嫌なもの」認定されにくいです。
Q4. 後ろ足の舐め壊しでも、本当に「届かない」形にできますか?
できます。後ろ足は届きやすいので、手作りの場合は
“前方(顔の前に出る部分)を少し長め” にすると安心です。
ただし長すぎると ごはん・水・歩行 がしにくくなるので、まずは「市販カラーの型」を基準にして微調整が安全です。
Q5. マジックテープが取れてきました…(私も失敗しました)
取れます(あるあるです…!)。対策はシンプルで、
- 縫い付ける(数か所だけでもOK)
- 布用の強力接着+縫いで補強
※取れたテープを誤食しないよう、ここだけは強めに対策推奨です。
✅ 安全のためのチェックリスト
- □ ホッチキスの芯・ガムテの粘着は全部取った
- □ 毛羽立ちが増えたら交換する
- □ テープや糸のほつれがないか毎日サッと確認
- □ つけた直後、歩き方・呼吸・食べやすさをチェック
- □ 赤みが増える/出血/悪化はすぐ病院へ相談
受診の目安
- 出血がある
- 膿む/腫れる
- 食欲低下
- 患部が広がる
- 2〜3日で改善が見られない
→ 動物病院で受診されてくださいね。
まとめ:エリザベスカラーは「猫に合う形」を探すもの
ハナちゃんの舐め壊しは原因がはっきりせず、治るまでしばらくエリザベスカラーが必要になりました。
ただ、市販カラーは動きづらさや食事のしにくさがあり、猫にとってストレスになりやすいと実感しています。
わが家では試行錯誤の末、フェルトとマジックテープ(約200円)で手作りカラーを作り、軽さと柔らかさを優先したことで、ハナちゃんが以前より落ち着いて過ごせるようになりました。
後ろ足を舐める場合は、足が届かない長さ(深さ)に調整するのがポイントです。
※この記事は私の体験談です。舐め壊しが続く・悪化する・出血する場合は、早めに獣医師さんへ相談してくださいね。
同じように悩んでいる方の「うちの子にも合う方法があるかも」というヒントになれば嬉しいです。
猫歴35年/ヒマラヤン6匹と暮らす占い師
実体験をもとに、猫との暮らしに役立つ情報を発信しています。
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