飼い方・お世話

【実体験】エリザベスカラーが必要に…ストレスを減らす手作りカラーの作り方

エリザベスカラーを作ってみるのアイキャッチ 飼い方・お世話
  1. 今、私が直面している問題は「猫のエリザベスカラー」です
  2. ハナちゃんが「舐め壊し」の状態になりました
  3. 「舐め壊し」とはどういう状態なのか
  4. ハナちゃんの原因は、正直よく分かりません
  5. しばらくの間、エリザベスカラーが必要に
  6. エリザベスカラーは、やはりストレスになる
  7. 最初はエリザベスカラーから術後服へ
  8. いろいろ試したけど、ハナちゃんには合いませんでした(実体験)
  9. 200円・10分で作れた!フェルトの手作りエリザベスカラー
    1. いろいろ試した結果、「手作り」を選びました
    2. 材料(100均でそろいます)
    3. 作り方(10分でOK)
    4. サイズの決め方(ここだけは重要)
    5. 実際のつけ心地(使ってみた感想)
    6. 失敗したこと(ここは先に知っておくと安心)
    7. 注意点(使い続けるなら)
  10. 手作りカラーに変えてから。ハナちゃんの様子
  11. 🐾 よくある質問(手作りエリザベスカラーQ&A)
    1. Q1. フェルトの手作りカラー、洗えますか?
    2. Q2. どれくらいで毛羽立ちますか?交換の目安は?
    3. Q3. 嫌がるとき、慣らし方のコツは?
    4. Q4. 後ろ足の舐め壊しでも、本当に「届かない」形にできますか?
    5. Q5. マジックテープが取れてきました…(私も失敗しました)
  12. ✅ 安全のためのチェックリスト
    1. 受診の目安
    2. まとめ:エリザベスカラーは「猫に合う形」を探すもの
  13. 🔗 次に読みたい記事

今、私が直面している問題は「猫のエリザベスカラー」です

猫と暮らしていると、ある日突然「どうしてこんなことに…」と戸惑う出来事が起きます。

今、私が直面している問題は 猫のエリザベスカラー です。

去勢・避妊手術や外科処置のあと、傷を舐めないようにつけるのがエリザベスカラー。

去勢手術後にエリザベスカラーをつけたワカちゃんは、あからさまにイヤな顔をしていました。

去勢手術後、エリザベスカラーを付けている猫(ワカちゃん)

そして今、この「カラー問題」に直面しているのが、我が家のヒマラヤン ハナちゃん

ハナちゃんが 舐め壊し の状態になってしまい、長期的にカラーが必要になりました。

できるだけストレスを減らしながら、少しでも快適に過ごしてほしい。
そんな思いで試行錯誤した末、我が家は 手作りのエリザベスカラー にたどり着きました。

※この記事は我が家の体験談です。症状が強い場合は、必ずかかりつけの獣医師さんに相談してくださいね。

ちなみに、猫の行動には「理由」があることが多く、
猫が段ボールを好きな理由(心理・習性・実体験)
でも、わが家の6匹の反応をまとめています。


ハナちゃんが「舐め壊し」の状態になりました

最初に異変に気づいたのは数年前。ハナちゃんが同じ場所を何度も舐めている姿を見たときでした。
神経質で、力強く舐めている様子に違和感がありました。

最初の舐め壊しは前足から始まりました。

毛が薄くなり、赤みが出てきて、「あれ?」と思った頃には明らかに皮膚の状態が悪化。

毛は抜け、地肌が赤くなり、見ているこちらも胸が苦しくなりました。
「痛くないかな」「かゆいのかな」と心配ばかりが増えていきました。

その後、後ろ足へと舐め壊しの場所が変わっていきました。


「舐め壊し」とはどういう状態なのか

テーブルに乗っているハナちゃん

猫が皮膚を傷つけるほど舐めてしまう原因は、大きく分けて「身体の病気」と「心のストレス」があると言われています。

原因は大きく 身体(かゆみ・痛み)精神(ストレス) に分かれると言われています。

  • 身体的な要因:皮膚炎、アレルギー、寄生虫、細菌・真菌、関節痛など
  • 精神的な要因:環境の変化、退屈、外の刺激、多頭飼いの緊張など

そして厄介なのが、舐める → 悪化する → さらに舐める の悪循環になりやすいことです。


ハナちゃんの原因は、正直よく分かりません

かかりつけの獣医師さんに診てもらいましたが、ノミやダニ、明確なアレルギーなどは見つからず、原因ははっきりしませんでした。

「これが原因です」と言い切れないからこそ、余計に悩みました。

舐め壊した部分(最初の舐め壊しは前足)


しばらくの間、エリザベスカラーが必要に

舐め続けてしまう以上、まずは物理的に舐められないようにする必要があり、エリザベスカラーを使うことになりました。

頭では「治るまでの我慢」と分かっていても、実際につけた姿を見るのは正直つらかったです。


エリザベスカラーは、やはりストレスになる

市販のエリザベスカラーを付けたハナちゃんは、明らかに動きづらそうでした。

  • 壁や家具にぶつかる
  • 思うように寝られない
  • ごはんや水を飲みにくそう

何より、表情が沈んで見えたのが一番つらかったです。

「治すためとはいえ、これでいいのかな?」
そんな気持ちが日に日に強くなっていきました。

猫って“安心できる場所”があるだけで落ち着くことも多いんですよね。
猫が乗るのが好きな場所ランキング(新聞・PC・布団)
でも、安心ポイントの特徴をまとめています。


最初はエリザベスカラーから術後服へ

エリザベスカラーを付けることになったハナちゃんですが、堅いプラスチックのエリザベスカラーはどうしても馴染めませんでした。

エリザベスカラーをつけているハナちゃん

寝る時もご飯の時もトイレでもエリザベスカラーを装着していると、不自由で大変そうでした。

どうにかストレスを減らせないかと思い、柔らかいタイプのカラーを試したり、サイズを変えてみたりもしましたが、結局、術後服を選びました。

舐め壊しの対処に術後服を着ているハナちゃん

エリザベスカラーと違い術後服はとても快適そうでしたが…

  • 良かった:柔らかい・ぶつからない・動きやすい
  • 限界:出ている部位を舐める/体液が染みる/洗ってもニオイが残る

「術後服だけでは100%防げなかった」が結論でした。


いろいろ試したけど、ハナちゃんには合いませんでした(実体験)

どうにかストレスを減らせないかと思い、柔らかいタイプのカラーを試したり、サイズを変えてみたりもしました。

気づけば我が家にはエリザベスカラーが勢ぞろい(苦笑)

それでも、ハナちゃんにとっては「楽そう」とは言えませんでした。

動きづらそうだったり、ぶつかってしまったり、落ち着いて眠れなかったり…。
見ている私のほうが心が苦しくなってしまい、「別の方法がないかな」と考えるようになりました。


200円・10分で作れた!フェルトの手作りエリザベスカラー

いろいろ試した結果、「手作り」を選びました

そこで思い切って、手作りのエリザベスカラーを作ってみることにしました。

完璧なものではありませんが、私が意識したのはこの3つです。

✅ 手作りで大事にしたこと

  • 軽い
  • 柔らかい
  • 首まわりへの負担が少ない

材料(100均でそろいます)

  • フェルト
  • マジックテープ(面ファスナー/ファスナーテープ)

家になければ100円ショップで揃うので、合計200円で作れます。

作り方(10分でOK)

  1. 家にあるエリザベスカラーを用意する
  2. フェルトに置いて、型をとる(下書き)
  3. ハサミで切る
  4. マジックテープを貼る(できれば縫いつける)

※私は最初、型取りはマジックで直接書いて、あとは切るだけにしました。

手作りカラーの道具(フェルト、カラー、マジックテープ)

サイズの決め方(ここだけは重要)

基本は、今あるエリザベスカラーの寸法で作ればOKです。
ただし、マジックテープを付ける位置は猫の首まわりに合わせて調整してください。

※首まわりは 指が2本入るくらい を目安に、きつすぎないように調整してください。

※舐め壊しが後ろ足の場合は、短いカラーだと届いてしまうことがあります。
私はあご先からカラーの先端までが少し長めになるように作り、先端を少し広めにすると届きにくくなりました。

装着後は、猫が体を丸めたときに後ろ足に口が届かないかを1〜2分だけ観察して、届くようなら先端を少し長くするのが安心です。

実際のつけ心地(使ってみた感想)

ちゃんと「舐め壊しを防ぐ」役割を果たしつつ、フェルト素材なので硬さがなく、ハナちゃんの様子はかなり良好でした。
(プラスチックのカチカチ感がないだけで、表情が全然違います…!)

実際、ハナちゃんは後ろ足の患部まで口が届かず、舐め壊しの悪化を止めることができました。

しかも柔らかいので、壁や床に当たったときの衝撃が少なく、表情が前より落ち着いたように感じています。

失敗したこと(ここは先に知っておくと安心)

マジックテープは「幅広」と「細め」の2種類で作りました。
幅が広いマジックテープを片方に、狭い方をもう片方に付けました。幅が違うマジックテープにすることで、首まわりの微調整がしやすくなります。

・使っているうちに、マジックテープが取れてきます
「貼っただけ」だと剥がれやすいので、できれば 縫いつけるのがおすすめです。

注意点(使い続けるなら)

フェルト素材なので、使っているうちに毛羽だってくることがあります。

私は、色違いで何枚か作ってローテーションできるようにしたいと思っています。

フェルトで作ったエリザベスカラーを付けているハナちゃん

※猫によっては合わない場合もあります。装着後は首まわりの擦れ・赤みがないかを確認し、少しでも異変があれば獣医師さんに相談してください。


手作りカラーに変えてから。ハナちゃんの様子

手作りカラーにして10日目、装着中はほぼ舐めなくなりました。ただ、外すとまた舐めてしまうので、まだ継続が必要です。

完全にストレスがゼロになったわけではありませんが、つけ替えた当日〜数日で変化を感じました。

たとえば、

  • 動きが自然になった(家具にぶつかりにくい)
  • 寝る姿勢が楽そう(横向きで眠れる時間が増えた)
  • 以前より表情が穏やかに見える

など、日常の小さな場面で「ラクになってきたかも」と思えることが増えました。

もちろん、舐め壊しの治療はまだ続いています。それでも今回のことで、“正解のエリザベスカラー”は1つではなく、その子に合う形を探すことが大切だと改めて感じています。

※ただ、フェルトは毛羽立ちやすいので、毎日サッと状態を確認して、傷んできたら交換するようにしています。

同じように悩んでいる方の「うちの子にも合う方法があるかも」と思えるきっかけになれば嬉しいです。


🐾 よくある質問(手作りエリザベスカラーQ&A)

Q1. フェルトの手作りカラー、洗えますか?

洗えます。ただ、フェルトは水で 毛羽立ちや型崩れ が起きやすいので、私は
汚れたら「軽く手洗い→タオルで水気→陰干し」 にしています。
洗っても気になる場合は、予備を1〜2枚作って交換するのが一番ラクでした。

Q2. どれくらいで毛羽立ちますか?交換の目安は?

猫の性格(こすりつける・噛む)によりますが、目安は

  • 毛羽立ちが増えてきた
  • 角がよれて患部に届きそう
  • マジックテープが弱ってきた

このどれかが出たら交換がおすすめです。
私は「色違いで複数作る作戦」がいちばんストレスが減りました。

Q3. 嫌がるとき、慣らし方のコツは?

いきなり長時間つけるより、
①5分 → ②10分 → ③ごはんの時間だけ → ④寝る前だけ
みたいに段階を作ると成功しやすいです。

つけた直後に おやつ・なでなで・遊び をセットにすると、「嫌なもの」認定されにくいです。

Q4. 後ろ足の舐め壊しでも、本当に「届かない」形にできますか?

できます。後ろ足は届きやすいので、手作りの場合は
“前方(顔の前に出る部分)を少し長め” にすると安心です。

ただし長すぎると ごはん・水・歩行 がしにくくなるので、まずは「市販カラーの型」を基準にして微調整が安全です。

Q5. マジックテープが取れてきました…(私も失敗しました)

取れます(あるあるです…!)。対策はシンプルで、

  • 縫い付ける(数か所だけでもOK)
  • 布用の強力接着+縫いで補強

※取れたテープを誤食しないよう、ここだけは強めに対策推奨です。


✅ 安全のためのチェックリスト

  • □ ホッチキスの芯・ガムテの粘着は全部取った
  • □ 毛羽立ちが増えたら交換する
  • □ テープや糸のほつれがないか毎日サッと確認
  • □ つけた直後、歩き方・呼吸・食べやすさをチェック
  • □ 赤みが増える/出血/悪化はすぐ病院へ相談

受診の目安

  • 出血がある
  • 膿む/腫れる
  • 食欲低下
  • 患部が広がる
  • 2〜3日で改善が見られない

動物病院で受診されてくださいね。


まとめ:エリザベスカラーは「猫に合う形」を探すもの

ハナちゃんの舐め壊しは原因がはっきりせず、治るまでしばらくエリザベスカラーが必要になりました。

ただ、市販カラーは動きづらさや食事のしにくさがあり、猫にとってストレスになりやすいと実感しています。

わが家では試行錯誤の末、フェルトとマジックテープ(約200円)で手作りカラーを作り、軽さと柔らかさを優先したことで、ハナちゃんが以前より落ち着いて過ごせるようになりました。

後ろ足を舐める場合は、足が届かない長さ(深さ)に調整するのがポイントです。

※この記事は私の体験談です。舐め壊しが続く・悪化する・出血する場合は、早めに獣医師さんへ相談してくださいね。

同じように悩んでいる方の「うちの子にも合う方法があるかも」というヒントになれば嬉しいです。

猫歴35年/ヒマラヤン6匹と暮らす占い師
実体験をもとに、猫との暮らしに役立つ情報を発信しています。

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