猫好きなら一度は「猫が出てくる映画を観たい!」と思ったことがあるのではないでしょうか。
小さな仕草やつぶらな瞳、気まぐれだけど憎めない猫たちは、スクリーンの中でも大きな存在感を放ちます。
特に、私のようにヒマラヤンのような穏やかで優雅な猫と暮らしていると、映画の中で出てくる猫の仕草や雰囲気に思わず重ねてしまうものです。
猫好きなら一度は「猫が出てくる映画を観たい!」と思ったことがあるのではないでしょうか。
小さな仕草やつぶらな瞳、気まぐれだけど憎めない猫たちは、スクリーンの中でも大きな存在感を放ちます。
今回は、猫好きの私が実際に観て「これはぜひ紹介したい!」と感じた猫が活躍する映画5本を、リアルな感想つきでご紹介します。
猫との暮らしを思い出しながら、リラックスした気持ちで読んでいただけたら嬉しいです。
ネタばれにならないように注意しながらご紹介しますね!
画像付きでご紹介したいのですが著作権侵害になりますのでブログでは使用できません。ご了承ください。
猫が登場するおすすめ映画5選|癒しと感動を届ける名作たち
『ねことじいちゃん』(2019年)
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監督:岩合光昭(動物写真家)猫好き業界では知らない人はいない、『世界猫あるき』の写真家です!
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主演:立川志の輔、柴咲コウ
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ジャンル:ヒューマンドラマ
🐈あらすじ
小さな島で暮らすおじいちゃん・大吉と愛猫タマの日常を描いた物語。妻に先立たれた大吉が、猫との生活を通して自分自身の心と向き合っていきます。
🐈感想(ヒマラヤンと暮らす筆者の視点)
この映画の魅力は“音の静けさ”と“猫の自然体”。セリフよりも仕草や空気感がものを語る作品で、まるでヒマラヤンのように、存在感は静かで穏やか。
タマのゆったりした歩き方や、大吉の膝にちょこんと座る姿に、「うちの子もこういう顔するなぁ」と、つい涙ぐんでしまいました。
『猫侍』(2014年)
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主演:北村一輝
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ジャンル:時代劇コメディ
🐈あらすじ
浪人の斑目久太郎が、暗殺の標的である白猫・玉之丞と出会うことで人生が変わっていく、時代劇ならぬ“猫劇”。
感想(ヒマラヤンと暮らす視点から)
時代劇に猫?と半信半疑で観たのですが、意外にも猫が物語の核になっていてビックリ!
玉之丞の見事なもふもふぶりはヒマラヤンにそっくりで、正直、猫目当てでも満足できました(笑)。
斑目の無骨さと猫の柔らかさが絶妙に対比されていて、“猫が人を変える”ことの説得力があります。
『先生と迷い猫』(2015年)
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主演:イッセー尾形
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ジャンル:ヒューマンドラマ
🐈あらすじ
偏屈な元教師が、ある日突然現れなくなった地域猫・ミイを探すことで、地域の人々との交流が生まれていく。
🐈感想(ヒマラヤンと暮らす視点から)
この映画では猫が主役というより“物語をつなぐ存在”という立ち位置。ヒマラヤンのように、いつも隣にはいないけれど、ちゃんと大切な場所にいてくれる。
そんなミイの立ち位置が絶妙で、「猫って本当に人間に無理をさせない生き物なんだな」とあらためて思いました。
個人的には、猫を探しながら人とのつながりが広がっていく過程がとても温かく感じられました。猫映画の中でも大好きな映画です!
『猫なんかよんでもこない。』(2016年)

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主演:風間俊介
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原作:杉作(実話漫画)
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ジャンル:青春/猫と成長の物語
🐈あらすじ
プロボクサーを夢見る青年が、兄から押しつけられた猫との暮らしを通して成長していく姿を描いた実話ベースの作品。
🐈感想(ヒマラヤンと暮らす視点から)
筆者がヒマラヤンと暮らすようになったのも、ある意味「予定外」でした。この映画の主人公・ミツオも、猫との出会いは思いがけないものでしたが、やがて猫たちが生活の一部、心の一部になっていきます。
「猫って、呼んでも来ないのに、ちゃんと必要な時にそばにいる」。その絶妙な距離感がリアルで、猫と暮らすことの“実感”が詰まった作品です。
『グーグーだって猫である』(2008年)
監督:犬童一心
原作:大島弓子(漫画)
主演:小泉今日子、上野樹里、加瀬亮 ほか
ジャンル:ヒューマンドラマ
🐈あらすじ
人気漫画家の麻子は、長年連れ添った愛猫・サバが亡くなってしまい、深い喪失感に沈んでいた。
そんなある日、麻子の前に現れたのが、新たな愛猫・グーグー。
グーグーとの出会いが、彼女の心を少しずつ癒し、人生に新しい彩りをもたらしていく――。
🐈感想(ヒマラヤンと暮らす私の目線)
この作品を観ると、「猫って、ただのペット以上の存在なんだ」とあらためて実感します。
主人公の麻子がサバを失った喪失感は、まるで私自身がヒマラヤンを失ったらどうなるだろう、と重ねてしまうほどリアルでした。
猫は私たちの生活の中にふわりと入り込み、心の奥にまでそっと寄り添ってくれる存在です。
グーグーは活発でやんちゃ、でもどこか気品がある猫。
ヒマラヤンのような落ち着いた猫とはまた違う魅力を持っていますが、その自然体で飾らない生き方が、主人公を立ち直らせていく姿にとても胸を打たれました。
何より印象的だったのは、「猫と暮らすこと=自分の感情と素直に向き合うこと」というテーマ。
猫は人間のように励ましたり、慰めたりしない。でもただ“そこにいてくれる”だけで、人生が変わっていく。
これは猫と暮らしている人だからこそ、深く共感できる感覚だと思います。
猫が登場するおすすめ番外編|アニメ・外国映画の名作たち
『こねこのチー ポンポンらー大冒険』(2017年/日本)
🐈あらすじ
子猫のチーが、家族と離れて冒険の旅に出るというアニメ作品。明るく元気いっぱいなチーが、さまざまな出会いを通して成長していきます。
🐈感想
とにかくチーがかわいい!子ども向けアニメですが、猫好きならその可愛らしさだけで十分に楽しめます。
全体的にテンポが良く、映像もカラフルで見やすいため、疲れた日に癒やしとして観るのにぴったりです。
また、「家族って何?」というテーマがきちんと描かれていて、ラストでは思わず涙がこぼれました。
猫の魅力を通じて、大切な人とのつながりを見つめ直す機会になる作品です。シリーズ化されているので、どの作品も楽しく見ることができます。
『ルドルフとイッパイアッテナ』(2016年/日本)
🐈あらすじ
黒猫のルドルフが、思いがけず遠く離れた東京にたどり着き、大きなボス猫・イッパイアッテナと出会うことで成長していく物語。
🐈感想
子ども向けと思いきや、大人が観てもグッとくる良作です。
ルドルフがイッパイアッテナから生きる術を学ぶ姿は、まさに人生の縮図。猫同士の関係性や、街での生き方にリアリティがあり、思わず引き込まれました。
また、「言葉を覚える」「本を読む」など、ちょっと現実離れした設定ながらも、それがかえって物語に深みを与えています。
友情、冒険、成長と、すべての要素がバランスよく詰まった作品です。
『こねこ』(1996年/ロシア映画)
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番外編(日本語吹替あり)
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監督:イワン・ポポフ
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ジャンル:ファミリードラマ
🐈あらすじ
ロシアの音楽一家に迷い込んだ子猫が、家族の一員として成長していく物語。ある日、街で迷子になってしまい…という展開から、涙なしには観られない結末が待っています。
🐈感想(ヒマラヤンと暮らす視点から)
日本映画ではありませんが、猫映画として外せない一作です。子猫の純粋さや不安そうな目が、まるでうちのヒマラヤンの子猫時代を見ているようで…。
一番感情移入したのは、家族が子猫を探し続ける姿。「うちの子がいなくなったら私もこうなる」と思うほど、観ていて胸が締めつけられました。
まとめ|猫は名優。静かに、でも確かに物語を動かす。
猫は派手に泣いたり叫んだりはしません。ですが、静かにそこに“いる”だけで、人の心を動かす不思議な存在です。
今回ご紹介した映画は、いずれもそんな猫の“力”を感じさせてくれる作品ばかり。
ヒマラヤンと暮らす私自身、猫との日々の中で「言葉にできない温もり」に何度も助けられてきました。映画を通じて、その感覚を再確認できるのは、猫好きとしての幸せだと思っています。
ぜひ、休日の午後に、コーヒー片手にゆっくりと。
あなたの隣に猫がいたら、なお最高です。
📌参考情報:2025年5月現在、Amazon PrimeやU-NEXTで一部作品が視聴可能です(配信状況は変更されることがあります)。
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